やることが沢山あって日記が追いつきません。
本格的に現場が動き始めたので
毎週月曜日に更新を目標にしてみようと思います。
毎週月曜日に更新を目標にしてみようと思います。
先日、地鎮祭を行いました。
神社にお願いするのが正式だとは思うのですが
折角(?)なので地鎮祭も自分たちでやろう!という事になりました。
神社にお願いするのが正式だとは思うのですが
折角(?)なので地鎮祭も自分たちでやろう!という事になりました。
【準備したもの】
■会場
・テント(着替えたり、荷物を置いたり。実家にあった昔のキャンプ用テント)
・ブルーシート(雨が降ったとき用。雨が降らなかったので盛砂の下にだけ敷きました)
・青竹 4本(河川敷の竹林から当日調達)
・竹を支える支柱 4本(ホームセンターで調達@100)
・しめ縄(ホームセンターで調達@1000)
・紙垂 16枚(半紙で作る@100)
・切麻(半紙で作る)
・唐櫃(切麻を入れるための箱。100均で調達@100)
・盛り砂(ホームセンターで調達@200)
・いす 6脚(参加人数分)
・祭壇(作業馬&作業台に白い布をかぶせる。家の本棚の一部などを使って2段作る)
・鎌、スコップ(地鎮の儀に使う。畑で使っているものをきれいに洗って)
・鎮物(尾張猿田彦神社にて授与@2500)
・水タンク(手洗い用)
・アルコール消毒液
当日、一から設営するのはしんどいのでテントと支柱だけは前もって設置しました。
青竹はしおれちゃうのが嫌だったので当日ちゃーちゃんが早起きして
畑近くの河川敷に採りに行きました。
時間かかるだろうなぁと思っていたらあっという間に帰って来てびっくりしました。
雑だけど仕事が早いのがちゃーちゃんです。
(私は慎重過ぎて物事が全然先に進みません)
竹が大きいので車の天井(キャリア)にロープで固定。
前もってのこぎりとロープを準備していたそうで。(いつの間に!)
青竹を乗せた車で(とっても目立つのですれ違う人たちがみんな振り返ります。)お供えの鯛を頼んでおいた魚屋さんに寄って会場に向かいます。
会場についたらとにかく一番心配な竹を支柱にくくります。
麻ひもも準備していましたが手早くできそうなタイラップをチョイス。
竹が立つと神聖な空気になります。
しめ縄は東北から右回りで張っていくのですが弛まないように引っ張ると
当然青竹が傾き、かと言って緩めるとしめ縄が弛んでなんだか見栄えが良くない。
仕方ないので竹をしめ縄と逆方向にひもで引っ張りテント用のアンカーで固定しました。
やりすぎるとひもだらけになってしまうので最小限に…
紙垂は「しめ縄の捻じりを少し緩めてはさむ」と何かで読んだ気がするのですが
実際やってみようとすると上手くいかず
時間も迫っていたので結局セルテープで留めました。
確か向きとかもあったと思うのですがもうわかりません…
やっと祭壇を作り始めたころ笛をふいてくれるNちゃんが到着!
手伝ってもらって会場完成です☆
■神饌(お供え)
・鯛(近所の魚屋さんで調達@2040)
・米(一合。前日に洗って乾かして置く)
・神酒(一升。近所の酒屋さんで調達@3000 蓬莱泉)
・塩(一合。あら塩)
・水(一合。ミネラルウォーター)
・果実(バナナ、リンゴ、八朔、ピーチパイン)
・野菜(にんじん、さつまいも、ズッキーニ、なす)
・乾物(スルメ、昆布)
・榊 2本(お花屋さんで大き目を調達)
・三方(実家からひとつ出てきたので使用)
・器(100均で調達。合計1000円)
鯛はちゃーちゃんの同僚に教えてもらった近所のお魚屋さんに頼んでおきました。
地鎮祭用にということでお腹を開かずに〆ただけの鯛を準備してもらいました。
お店自体はお昼からの開店でもお願いしておくと朝引取りに行けます。
昆布は偶然ちゃーちゃんの友人から「昆布いらない?」と連絡が入り
「いる!!」と即答して取りに行くとめちゃめちゃりっぱな昆布!!
みなさま本当にありがたいです。
本来であれば神具を用意したいところですが家には神棚もないしレンタルは結構費用が掛かってしまいます。100均で代用できそうなものを探しましたが大きい白いお皿と瓶子の代用品がなかなか見つかりません。6件くらい回って最終的に『CANDO』で発見!平瓮は小皿、瓶子はガラスの徳利、水器はガラスのコップ、蓋は懐紙で代用することにして締めて1000円。
【私たちの地鎮祭の内容】
雅楽をやっているNちゃんから
「地鎮祭やるんだったら笛、吹いてあげるよ!」とありがたーーーいお申し出をいただいていたので図々しく内容も相談させていただき決めた内容がこんな感じです。
笛⇒Nちゃん
司会進行、施主⇒ちゃーちゃん
その他⇒私
調べていくと地域や神社によって色んなやり方があるみたいで
ざっくりとした流れはあるみたいですがこれが正解、というのもなさそうです。
そもそも私たちはオリジナルなので「心を籠めるのが一番!」と言い聞かせ
できる範囲内でできることをやることしました。
神主さんがいないので修祓は省略。手を洗うことで清めたことにします。
降神と昇神は詞を上げることにしました。
【降神詞】
掛(か)けまくも畏(かしこ)き
大地主(おおとこぬしの)大神(おおかみ) 産土(うぶすなの)大神(おおかみ)
この神籬(ひもろぎ)に天降(あも)りませと
恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(もう)す
【昇神詞】
掛(か)けまくも畏(かしこ)き
大地主(おおとこぬしの)大神(おおかみ) 産土(うぶすなの)大神(おおかみ)
本(もと)つ御座(みくら)に還(かえ)りませと
恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(もう)す
祝詞はインターネットで調べて自分たちに合うようにしてみました。
【祝詞】
此(こ)の処(ところ)をば祓(はらえ)して
厳(いつ)の湯庭(ゆにわ)と斎(いわ)ひ(い)定(さだ)めて
招(おぎ)坐(ませ)奉(まつ)る皇(すめ)神(がみ)の御名(みな)は白(もう)さく
この場所をお祓いして、立派な斎場と定めまして、お招きお据えいたします立派な神様のお名前を申し上げますことは、
大地主(おおとこぬしの)大神(おおかみ)
産土(うぶすなの)大神(おおかみ)と
御名(みな)は白(もう)し
辞(こと)竟(おえ)奉(まつら)ば
今度(こたび) 《氏名》い
是(これ)の 《住所》の
此(こ)の処(ところ)を千代(ちよ)の家処(やどころ)の
甘(うま)き家処(やどころ)と撰(えら)び定(さだ)めて
お名前を申し上げて、言葉をお尽くし申し上げますなら、このたび《氏名》が、この《住所》のまさにこの場所を、ずっと長く住むべき、よい住所と選び定めて、
根(ね)の土(つち)引(ひき)始(はじ)めむ(ん)と為(す)るに依(よ)りて、
地鎮祭(とこしずめのみまつり) 仕(つかえ)奉(まつ)る状(さま)を
安(やす)く穏(おだい)に聞(きこし)食(めし)て、
工事を始めようとするので、地鎮祭をご奉仕いたします様子を、安らかに穏やかにお聞き届けくださいまして、
今(いま)ゆの後(のち)は、関係(かかづら)ふ(う)匠(たくみ)等(ら)に
諸(もろもろ)の障(さわり)在(あ)らしめ給(たま)は(わ)ず
築(つき)立(たて)行(い)かむ(ん)真木柱(まきばしら)は
巌(いわお)如(な)す重(おも)く
引(ひき)据(す)うる礎(いしずえ)は
弥(いや)固(かた)らかに成(なし)給(たま)ひ(い)
軈(やが)ては厳(いか)しく麗(うるわ)しく
事(こと)成(な)し遂(と)げしめ給(たま)ふ(う)が故(ゆえ)に、
この先は、関係する大工さんたちに一切の障害がないようになさり、これから築き立てる柱は岩のように重く、引いて据える礎はますます固くなさり、すぐさま立派に麗しく工事をなしとげさせますために、
御食(みけ)御酒(みき)種種(くさぐさ)の物に
玉串(たまぐし)をも捧(ささ)げ奉(まつ)りて
称辞(たたえごと)竟(おえ)奉(まつ)らくと白(もう)す
お米やお酒、色々な物に、玉串をも捧げ申し上げ、称賛し言葉をお尽くし致すことです、と申し上げます。
四方祓ではNちゃんが伊勢の猿田彦神社で清めの御砂を授かって来てくれたのでに使用させてもらうことにしました。Nちゃんの笛が始まると空気が締まります。
私たちの拙い台本に合わせていい感じに調整してくれます(ありがとうTT)
Nちゃんの笛、落ち着いたらもう一度聞きたい!!
大変でしたがたくさんご協力もいただきやってよかったセルフ地鎮祭でした♪
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