2021年4月26日月曜日

地盤改良など

80歳の義父がスマホデビューしました。
今まで使っていたガラケーが遂に壊れたのですが、いつまでガラケーが存在するかわからないので90歳でスマホデビューするよりは今の方がいいだろう、ということになりめでたくデビューとなりました。
どうも画面をタッチする力加減がわからないようで長押ししてしまったり
カメラが自分の方に切り替わってびっくりしたり
てんやわんやでしたが最後には「スーパーの店員さんに自慢する」とちょっとワクワクしていたのでほっとしました。
おじいちゃんが携帯を初めて持った時に嬉しそうに見せてくれたのを思い出すな😄
この日「自分たちで家をつくる」ことの意味を義父が初めて理解し、その驚いた顔もずっと忘れない気がします😆

家つくりの方は暫く業者さんにやってもらうことが続くので
先週は
・仮設電気引込
・仮設水道開栓
・地縄張り
・地盤改良
が行われました。


仮設電気はまず仮設のポールにメータが取り付けられて別の日に引込されました。
臨時電灯の契約にすると使用料金が高くなるのでこの方法が一般的なんだそうです。
参考にしている本が古いのとインターネット検索が下手くそなせいで
やっとこさ調べたことが現場でどんどん更新されてきます。



水道は本当だったら地盤改良工事までに開栓する予定が蝶止水栓とメータの間で水漏れが発覚し急遽直してもらうことに。
残念ながら水道局負担の箇所ではなかったのでこちらの負担です。
修理に立ち会えず、どのくらいの水漏れだったのか不明ですが前の持ち主さんは水漏れしたまま使用されていたのだとしたら大した水漏れではなかったのかもしれません。
今度の打ち合わせで聞いてみよう。
準備万端。開栓待ちの仮設水栓


地盤屋さんによる地縄張りが行われて「実際に家が建つ位置」が決まります。
確認申請時に配置図を提出するので図面上でミリ単位の位置は出ているのですが
公図と実際の土地に図面上には表れない誤差があったりするので
この工程で実際に家が建つ位置に紐を張って確認します。
注文住宅の場合、最初にもらった配置図と実際の家の位置が結構ずれてることもあるらしく地縄張りには施主さんも立ち会ったほうがいい、と何かで読んだ気がします。



地盤調査の結果、地形的には更新世時代の段丘(ブラタモみたい😁)とのことでウルトラスーパーラッキーだと言われました。
ただ深さ1mの盛土の一部が若干弱いかな~という数値だったので、念のため表層改良することにしました。
地盤改良については色んな見解がありこれが正解!っていうのはなかなかないのかもしれません。専門家でも意見が割れるそうなので。

地盤改良は重機が入るので迫力があります。
重機と人が近いので最初はドキドキして見てましたが重機がだんだん動物に見えてきて
2日間だけでしたが最後にはお別れが寂しい不思議な気持ちになりました。

【地盤改良①】
表層改良に使用する強固材が到着しました。


【地盤改良②】
土と強固材を混ぜ合わせます。


【地盤改良③】
掘削して表面を整えていきます。


【地盤改良④】
転圧します。


【地盤改良⑤】
  テストピースを採取します。


当初残土処分は10t車4杯の予定でしたが石が多かったのと土が予想以上に締まっていたので最終的には8杯!!私が言うのもなんですが業者さんが赤字にならないか心配です。

表層改良したので次の基礎工事では掘削、床付、砕石、転圧が省略となり防湿フィルム張りからのスタートとなります。
自分たちの番がどんどん近づく💦

色んな作業が同時進行します


2021年4月19日月曜日

漆喰塗り体験

 漆喰九一さんで漆喰を塗る体験をしてきました。

ずいぶん先の話にはなりますが家の内装をどうするか~
という事で候補の一つとして上がった漆喰を実際に塗ってみたくて
思い立った日にサロンへお邪魔してきました。

漆喰ってよく見かける「大和漆喰」みたいな粉と水を混ぜただけなのかと思っていましたが
九一さんでは海藻由来ののりや麻の繊維などを配合されているそうで
思ったより「ボテっ」とした感じです。



「コテ板」に配合された漆喰を乗せて「コテ」で掬ってボードに塗る。
職人さんがやってるところを見てると簡単そうなのですが
まず、掬うことができません…
職人さんにコツを教えてもらいました。
イメージとしては「コテ」で「コテ板」から漆喰を掬うのではなく
「コテ板」を返して「コテ」に漆喰を乗せる感じ。
漆喰塗り体験_お手本②

結構できない人、いるんだよ~とフォローしていただきなんとかちゃーちゃんと二人で
2時間くらいかかって一平米くらい塗りました。

隅が難しくて利き手が右なので特に右下の隅が思ったところに漆喰が付いてくれなくて
もう少し練習したかったですが時間切れ。

漆喰を塗る動画を見ていると複数の職人さんが
「準備8割、塗り2割り」
とおっしゃっていて「養生が兎に角大事」なのだそう。
養生がいい加減だと部屋が汚れたり養生をはがす時にに漆喰まではがれてしまったり
大変なことになるので丁寧に処理する必要がありそうです。

ちゃーちゃんは雑だし
私は仕事が遅いので
できれば大がかりな養生は避けたいところです。

漆喰塗り⇒フローリング貼り⇒巾木貼り って順番なら養生最小限で済むのでは?!
と聞いてみましたがこの順番だと巾木が浮いてしまう恐れがあるので
フローリング貼り⇒巾木貼り⇒養生⇒漆喰塗り になるんだそうです。
これはクロス張りでも同じで巾木の後でクロスという順番になるとのこと。

そっかー。養生は避けられそうにないなー。


2021年4月12日月曜日

地盤調査

 地盤調査をしてもらいました。

もちろん地盤調査会社に知り合いなどなく、
『地名 地盤調査』でググってヒットした3社ほどに調査依頼をしてみましたが
1社は個人向けは取引してないとのこと。
1社は価格が高く
1社はお返事が頂けませんでした。

困って大変お世話になっているT建材のSさんに相談したところ
紹介してあげるよ!とのことで
費用を伺うとスウェーデン式サウンディング試験5カ所計測で3万円。
願いすることになりました。

提出した資料は次の通り
・現地案内図(グーグルマップを加工)
・配置図(土地を買う時に「この土地にこのサイズの家立ちますか?」と建築士さんに相談したら作ってくれたもの)
・基礎伏図(とりあえず自作、追って本物を提出)
・現況敷地図(不動産屋さんからもらってたもの)
・擁壁についての資料(市役所の建築指導課に聴取した内容)
多分、一番重要なのは配置図ではないかと思います。
試験では建物が建つ部分を計測するので敷地のどこに家を建てるのかがわかる資料が必要です。

調査は平日だったのでちゃーちゃんはお仕事。
私は見たかったので有休を取りドキドキしながら現地に向かいました。
スタッフさんが到着しまずは敷地と図面を照らし合わせて家を建てる位置を測り計測ヵ所にスプレーのマーキングを付けていきます。
お仕事の邪魔をしちゃいけないと思いご挨拶後は遠巻きに見ていましたが
敷地に機械が入ると「こんなの見れるチャンス滅多にないから近くで見なよ!」
とお声がけいただき遠慮なく近くで拝見することに。




杭が入っていく時の音やスピード、回転速度を計測していきます。


動画を撮らせてもらいました。(1分13秒)

機械から計測値が印字されたレシートみたいなものが出てきます。
このデータをまとめた「速報」を当日中に
考察等を含んだ正式な「報告書」は1週間くらいでいただけるそうです。

地盤調査のあと敷地レベルまで測っていただきました。
実は悩みの種だった敷地レベル。
専用の測定器など持っていないのでいよいよ水盛バケツをやらなければいけないか?!と思っておりましたがまさか測ってもらえるとは。
この計測を元にGLなどが決まっていきます。


ベンチマークは道路中央のマンホールとなりました。

次の工程はこの調査をもとに地盤改良の計画になると思います♪

2021年4月5日月曜日

セルフ地鎮祭

やることが沢山あって日記が追いつきません。
本格的に現場が動き始めたので
毎週月曜日に更新を目標にしてみようと思います。

先日、地鎮祭を行いました。
神社にお願いするのが正式だとは思うのですが
折角(?)なので地鎮祭も自分たちでやろう!という事になりました。


【準備したもの】
■会場
・テント(着替えたり、荷物を置いたり。実家にあった昔のキャンプ用テント)
・ブルーシート(雨が降ったとき用。雨が降らなかったので盛砂の下にだけ敷きました)
・青竹 4本(河川敷の竹林から当日調達)
・竹を支える支柱 4本(ホームセンターで調達@100)
・しめ縄(ホームセンターで調達@1000)
・紙垂 16枚(半紙で作る@100)
・切麻(半紙で作る)
・唐櫃(切麻を入れるための箱。100均で調達@100)
・盛り砂(ホームセンターで調達@200)
・いす 6脚(参加人数分)
・祭壇(作業馬&作業台に白い布をかぶせる。家の本棚の一部などを使って2段作る)
・鎌、スコップ(地鎮の儀に使う。畑で使っているものをきれいに洗って)
・鎮物(尾張猿田彦神社にて授与@2500)
・水タンク(手洗い用)
・アルコール消毒液

当日、一から設営するのはしんどいのでテントと支柱だけは前もって設置しました。

青竹はしおれちゃうのが嫌だったので当日ちゃーちゃんが早起きして
畑近くの河川敷に採りに行きました。
時間かかるだろうなぁと思っていたらあっという間に帰って来てびっくりしました。
雑だけど仕事が早いのがちゃーちゃんです。
(私は慎重過ぎて物事が全然先に進みません)
竹が大きいので車の天井(キャリア)にロープで固定。
前もってのこぎりとロープを準備していたそうで。(いつの間に!)

青竹を乗せた車で(とっても目立つのですれ違う人たちがみんな振り返ります。)お供えの鯛を頼んでおいた魚屋さんに寄って会場に向かいます。

会場についたらとにかく一番心配な竹を支柱にくくります。
麻ひもも準備していましたが手早くできそうなタイラップをチョイス。
竹が立つと神聖な空気になります。
しめ縄は東北から右回りで張っていくのですが弛まないように引っ張ると
当然青竹が傾き、かと言って緩めるとしめ縄が弛んでなんだか見栄えが良くない。
仕方ないので竹をしめ縄と逆方向にひもで引っ張りテント用のアンカーで固定しました。
やりすぎるとひもだらけになってしまうので最小限に…

紙垂は「しめ縄の捻じりを少し緩めてはさむ」と何かで読んだ気がするのですが
実際やってみようとすると上手くいかず
時間も迫っていたので結局セルテープで留めました。
確か向きとかもあったと思うのですがもうわかりません…

やっと祭壇を作り始めたころ笛をふいてくれるNちゃんが到着!
手伝ってもらって会場完成です☆




■神饌(お供え)
・鯛(近所の魚屋さんで調達@2040)
・米(一合。前日に洗って乾かして置く)
・神酒(一升。近所の酒屋さんで調達@3000 蓬莱泉)
・塩(一合。あら塩)
・水(一合。ミネラルウォーター)
・果実(バナナ、リンゴ、八朔、ピーチパイン)
・野菜(にんじん、さつまいも、ズッキーニ、なす)
・乾物(スルメ、昆布)
・榊 2本(お花屋さんで大き目を調達)
・三方(実家からひとつ出てきたので使用)
・器(100均で調達。合計1000円)

鯛はちゃーちゃんの同僚に教えてもらった近所のお魚屋さんに頼んでおきました。
地鎮祭用にということでお腹を開かずに〆ただけの鯛を準備してもらいました。
お店自体はお昼からの開店でもお願いしておくと朝引取りに行けます。

昆布は偶然ちゃーちゃんの友人から「昆布いらない?」と連絡が入り
「いる!!」と即答して取りに行くとめちゃめちゃりっぱな昆布!!
みなさま本当にありがたいです。

本来であれば神具を用意したいところですが家には神棚もないしレンタルは結構費用が掛かってしまいます。100均で代用できそうなものを探しましたが大きい白いお皿と瓶子の代用品がなかなか見つかりません。6件くらい回って最終的に『CANDO』で発見!平瓮は小皿、瓶子はガラスの徳利、水器はガラスのコップ、蓋は懐紙で代用することにして締めて1000円。


【私たちの地鎮祭の内容】
雅楽をやっているNちゃんから
「地鎮祭やるんだったら笛、吹いてあげるよ!」とありがたーーーいお申し出をいただいていたので図々しく内容も相談させていただき決めた内容がこんな感じです。

笛⇒Nちゃん
司会進行、施主⇒ちゃーちゃん
その他⇒私

調べていくと地域や神社によって色んなやり方があるみたいで
ざっくりとした流れはあるみたいですがこれが正解、というのもなさそうです。
そもそも私たちはオリジナルなので「心を籠めるのが一番!」と言い聞かせ
できる範囲内でできることをやることしました。

神主さんがいないので修祓は省略。手を洗うことで清めたことにします。
降神と昇神は詞を上げることにしました。

【降神詞】
掛(か)けまくも畏(かしこ)き 
 大地主(おおとこぬしの)大神(おおかみ) 産土(うぶすなの)大神(おおかみ) 
この神籬(ひもろぎ)に天降(あも)りませと   
恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(もう)す

【昇神詞】
掛(か)けまくも畏(かしこ)き  
大地主(おおとこぬしの)大神(おおかみ) 産土(うぶすなの)大神(おおかみ) 
本(もと)つ御座(みくら)に還(かえ)りませと
恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(もう)す

祝詞はインターネットで調べて自分たちに合うようにしてみました。
【祝詞】
此(こ)の処(ところ)をば祓(はらえ)して
厳(いつ)の湯庭(ゆにわ)と斎(いわ)ひ(い)定(さだ)めて   
招(おぎ)坐(ませ)奉(まつ)る皇(すめ)神(がみ)の御名(みな)は白(もう)さく
この場所をお祓いして、立派な斎場と定めまして、お招きお据えいたします立派な神様のお名前を申し上げますことは
大地主(おおとこぬしの)大神(おおかみ) 
産土(うぶすなの)大神(おおかみ)と
御名(みな)は白(もう)し
辞(こと)竟(おえ)奉(まつら)ば
今度(こたび) 《氏名》い
是(これ)の 《住所》の
此(こ)の処(ところ)を千代(ちよ)の家処(やどころ)の
甘(うま)き家処(やどころ)と撰(えら)び定(さだ)めて
お名前を申し上げて、言葉をお尽くし申し上げますなら、このたび《氏名》が、この《住所》のまさにこの場所を、ずっと長く住むべき、よい住所と選び定めて、
根(ね)の土(つち)引(ひき)始(はじ)めむ(ん)と為(す)るに依(よ)りて、
地鎮祭(とこしずめのみまつり) 仕(つかえ)奉(まつ)る状(さま)を
安(やす)く穏(おだい)に聞(きこし)食(めし)て、
工事を始めようとするので、地鎮祭をご奉仕いたします様子を、安らかに穏やかにお聞き届けくださいまして、
今(いま)ゆの後(のち)は、関係(かかづら)ふ(う)匠(たくみ)等(ら)に
諸(もろもろ)の障(さわり)在(あ)らしめ給(たま)は(わ)ず
築(つき)立(たて)行(い)かむ(ん)真木柱(まきばしら)は 
巌(いわお)如(な)す重(おも)く
引(ひき)据(す)うる礎(いしずえ)は
弥(いや)固(かた)らかに成(なし)給(たま)ひ(い)
軈(やが)ては厳(いか)しく麗(うるわ)しく
事(こと)成(な)し遂(と)げしめ給(たま)ふ(う)が故(ゆえ)に、
この先は、関係する大工さんたちに一切の障害がないようになさり、これから築き立てる柱は岩のように重く、引いて据える礎はますます固くなさり、すぐさま立派に麗しく工事をなしとげさせますために、
御食(みけ)御酒(みき)種種(くさぐさ)の物に
玉串(たまぐし)をも捧(ささ)げ奉(まつ)りて
称辞(たたえごと)竟(おえ)奉(まつ)らくと白(もう)す
お米やお酒、色々な物に、玉串をも捧げ申し上げ、称賛し言葉をお尽くし致すことです、と申し上げます。


四方祓ではNちゃんが伊勢の猿田彦神社で清めの御砂を授かって来てくれたのでに使用させてもらうことにしました。Nちゃんの笛が始まると空気が締まります。
私たちの拙い台本に合わせていい感じに調整してくれます(ありがとうTT)



Nちゃんの笛、落ち着いたらもう一度聞きたい!!
大変でしたがたくさんご協力もいただきやってよかったセルフ地鎮祭でした♪

外壁完成

私が現場離脱している間にちゃーちゃんとそのご友人、私の両親が総力を挙げ 外回りの作業をほぼ終えてくれました。 手術の合間を縫ってたまに現場に見学に行っていたので振り返ってみます。 サイディング ↓ コーキング、野縁 ↓ 化粧破風・鼻隠し ↓ 電気配線 ↓ 雨とい ↓ 軒天 ↓ 足...