2020年5月28日木曜日

【里山木こり体験】② BW・間伐

前回の続き

初めて泊まる施設だったので心配で寝袋を持参しましたが寒くも暑くもなく快適に過ごしました。
お部屋は家族ごとに割り当てられていただいたので4つある二段ベットを贅沢に使わせていただきました。
1つの布団に3人の地獄を知っているので天国です。お風呂もあるし。(しかも滅茶苦茶広い)
娯楽がないので本を持っていきましたが一ページも読むことなく落ちました Zzz

【里山木こり体験】②12/9
ぐっすり寝た翌日は朝ご飯の前に早朝のバードウォッチングへ。(自由参加)
「あっ、きつつきがいる!」
えっどこどこ??
ってこれがなかなか初心者には難しくて
双眼鏡を覗いても自分がどこを見てるのかわからない…
「あの二股の木の枝の右の方」
とか言われても立っている場所がちょっと違うと左右ってあまりガイドにならなくて
結局見つけた人の前後にみんなでトーテムポールみたいになってようやく捉えることができました。
ちゃーちゃんは元々、野鳥さん大好きなので夢中です。
そのうち双眼鏡買いそうダナ…

1時間くらい散歩して帰ってきたら食堂で朝食を食べます。
なんて健康的な。

部屋に戻って片付け、点呼を受けて(小学生に戻ったみたいで楽しい)
広場に集合。
いよいよ間伐の実践です!

ヘルメット、軍手、道具の入った腰袋を装着して気分は木こりさん。
のこぎりで倒せそうな木を探して
木を倒す方向をを決めたら(斜面の下がっている方向へ、周りの木に干渉しないように)その方向に横、斜め下から切り込みを入れます。
切り込み
写真の左方向へ倒そうとしています

1/3くらいの切り込みを入れたら今度は反対側から真横に切り込みを入れて倒します。
倒す前には「倒れますー!!」と周辺の人へ声をかけて安全を確保。
細い木でもミシミシっと音を立てて倒れていく様子は迫力満点です。
子供も大人も「おおっっ」とか「わー」とか「キャー」とか倒れるたびに歓声が。
倒す直前


切株
切株の断面で初心者の仕事か職人さんの仕事かわかるらしい


1本倒すのに相当体力使いますが倒したら手ごろな大きさに解体する作業が待っています。
そして解体したら運ぶ。斜面での作業なので膝が…太腿が…


解体


1本倒れるだけでかなり、森の中が明るくなります。

2020年5月27日水曜日

【里山木こり体験】① フィールド調査・焚火

【里山木こり体験】①12/8

まずは施設の会議室に集合し職員さんからのご挨拶がありました。
「この人気企画は応募者が多いのでできるだけ初参加の方を選ばせていただきました。
参加できる人数を増やしたいのですが
これ以上増やすとケガのリスクが高まるので敢えて少数でやっています。」
あぁそうだったんだ…
何かとリスク回避な世の中の流れにあって
リスクよりも「自然をもっと身近に」という職員さん達の心意気に胸を打たれると共に
「私たちが参加したことによって子供が抽選から漏れたのでは…」という罪悪感も。

その後、参加者自己紹介をしてから会議室を出て
施設周りの「フィールド調査」へ。
「この辺りも昔はマツタケを蹴っ飛ばしながら歩いてた(それだけアカマツがたくさんあった)そうですがアカマツは日当たりの良い場所を好むので間伐をしなかった間に他の植物に負けて減ってしまいました」
国産のマツタケが高価なのはこういう理由もあったのか。

森から少し下ったところに池があり水鳥を観察。
池の向こうには畑、山。
「人の手が入らなければ奥の山が畑を飲み込んで、荒れた森が広がってしまうかもしれません」
という職員さんの言葉に
「それは悪いことなの?」
とつぶやいたのは10歳くらいの女の子。
「友達になりたい!」と思いましたが怪しまれると困るので堪えました。

その後、以前の参加者さん達が作ってくれた榾木に生えたしいたけを収穫。
これはもう子供たちのターンでだれが一番大きいしいたけを見つけるか、本気のバトル勃発。みんな必死でかわいい。


施設に戻り食堂で夕食をとった後は焚火タイム。
周辺から木を集めて焚火をしながらサツマイモやらマシュマロ、ついにはホットケーキミックスを付けたフルーツを焼いて楽しむ。
子供たちは炎に夢中。焚火、できるところ少ないもんね。
先ほど収穫したしいたけも焼いていただきます。
これがもう信じられないくらいのおいしさ。
お酒ーー!お酒が欲しい!!

コーヒー飲みながらおじ様たちと山の話をできたのは至福のひと時でございました。

しいたけが生りました

COVID-19の影響で閉館していた近所の図書館が今日から再開します。
あぁ嬉しい…
まだ限定的だけど対策してくださる司書の皆様ありがとう。。。涙

ブログが前回のPOSTから2か月も空いてしまいました。
更新していない間も色んな事ありましたが
嬉しかったのは!ついにしいたけが生りました!!


2019年1月に作った榾木をアパート住まいの我々に代わり
義父が世話をしてくれていました。
そもそもこの榾木、少年自然の家のチャレンジ企画(だと私は思っている)「里山木こり体験」で作ったものなのですが
この企画がとっても楽しかったので振り返ってみようと思います。

参加者は大半が小学生とそのお父さんorお母さんで
あとは私たち夫婦と個人参加のおじさまが2人(お二人ともダンディで素敵な方でした)
合計15人くらいだったかなぁ。

この企画を「チャレンジ企画」だと思ったのは
内容が濃い!
そして
ケガのリスクとギリギリ!
という事。

内容の濃さは日程(1泊2日×2回、日帰り1回)から想像はできましたが
チェーンソーこそ使わないものの、のこぎり、ロープ、斧、火、電気工具などを使って遊び倒す。
万が一ケガ人が発生したら次回の開催がないかもしれない!という謎の緊張感に包まれて過ごした5日間でした。

この企画のメインディッシュは『自ら間伐した木で炭を作り、その炭を使ってご飯にありつく』というなかなか男前なものですが
初体験なことばかりで1年以上たった今でもいろんな場面が強く印象に残っています。

長くなりそうなので次回へ続く♪

外壁完成

私が現場離脱している間にちゃーちゃんとそのご友人、私の両親が総力を挙げ 外回りの作業をほぼ終えてくれました。 手術の合間を縫ってたまに現場に見学に行っていたので振り返ってみます。 サイディング ↓ コーキング、野縁 ↓ 化粧破風・鼻隠し ↓ 電気配線 ↓ 雨とい ↓ 軒天 ↓ 足...