2020年6月19日金曜日

【里山木こり体験】③-1 かまづめ・火入れ


前回の続き

【里山木こり体験】③1/26

前回の活動から年末年始をはさんで約2か月。
間伐した丸太が乾燥していよいよ窯づめです。

・フィールド調査
・間伐
・丸太乾燥
・かまづめ ← 今ここ
・火入れ
・かま閉め
・かまだし
・炭料理

施設内には二つ窯があってひとつはは陶芸用、もう一つが炭焼窯です。

まずは床面に「さな」を作ります。
間伐したソヨゴの葉っぱのついた枝先を適当な大きさにして窯に敷き詰めていきます。

次に間伐した丸太を80センチ~100センチくらいの長さに切りそろえていきます。
その時に出る切れはしは「木っ端」と言って窯の上の方にできる隙間を埋めるために使います。
すごい量です。2/3くらいが窯に入ります。


職員さんが窯の中に入りどんどん木材が詰められていきます。
この時隙間ができると火が一気に回って炭にならず燃え尽きてしまうのでとっても難しいんだそう。
詰め終わったところ


詰めめ終わったら焚口をレンガと粘土で作ります。
粘土はミキサーでこねます。
職員さんのお手本の後、みんなで交代してチャレンジしましたが結構な振動でした。


レンガを積む職員さんは左官屋さんのよう。
なんでも自分でこなせてしまう人、尊敬します。

子供がやりたがります。やりたいよねぇ。わかるよ。


火を焚き丸太に火を燃え移らせます。
炭には
・白炭…備長炭のように真っ赤に焼かれ炭化した丸太を窯から引き出して灰をかけ急激に冷やす
・黒炭…煙などで炭化を予測し窯を密閉して空気を遮断し自然鎮火を待って作る
がありますが私たちがつくるのは「黒炭」です。

空気を吸い込む隙間を残して入口を完全に塞ぎます。

そしていよいよ火入れ。
2週間後の釜出しまで中の様子はわからないのでドキドキです。

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