茶 道 就 執 心 今 般
小 習 事 十 六 ヶ 條 令
許 容 畢 依 許 状
如 件
裏千家今日庵主
利休居士十六世
千 宗 室
【小習の許状】
茶道(ちゃどう)執心に(しゅうしんに)就き(つき)今般(こんばん)
小習事(こならいごと)十六ヶ條(じゅうろっかじょう)
許容(きょよう)令め(せしめ)畢る(おわる)依って(よって)許状(きょじょう)
件の(くだんの)如し(ごとし)
*私なりの解釈*
この度、心惹かれて茶道に身を置き
小習事十六ヶ條の作法を許されるに至りました
よって前に述べた通り学ぶことを許可する
前八ヶ条と後八ヶ条の十六ヶ条の習い事であり、茶道の基本を養う上で最も必要な課目です。かつては非公開で学ぶものでしたが明治以降には書籍となり公刊されることも増えたそうです。14代無限斎(淡々斎)が前後の区別を付けました。
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