2021年6月28日月曜日

剛床の施工

ショックだったこと。親友のお嬢さんが亡くなりました。まだ3歳でした。とってもかわいがっていたので連絡を貰った時は言葉が出ませんでした。コロナもオリンピックもどうでもいいよ、そんな事。という心境です。
私は生活を共にしている人を亡くす、という経験がないので昨日まで一緒にご飯を食べていた人が今日はいない。この先もいない。ということがどういう事なのか分かりません。
記憶が鮮明なのも薄れていくのも残酷な事だな。いつか彼女の中で少しでも気持ちが軽くなる日が来ることを祈ります。

なんだかボーっとした状態で現場に行ってたせいか先週の記憶がちょっと薄いのですが思い出して記録します。

先週の続きで床を貼っていきます。
合板を敷く前に大引きと土台にボンドを塗るのですが量が分からず適当に塗ったら合板を敷いた隙間からはみ出してしまったので控えめにしました。はみ出したボンドは乾いたら硬くなるのですぐにふき取ります。
危うく塗ったボンドを踏みそうになりながら最後の一枚。


床ができると本当に歩きやすい。
断熱ボードを入れた直後が一番歩きにくかったです。
合板を敷いたらN75の釘を15ピッチで打っていきます。



途中でコンプレッサーの発射口が外れてしまい「壊れた!」と冷や汗をかきましたが調べてみたらメーカーの資料に直し方が載っていたので事なきを得ました。
何もかも初めてやる事なのでハプニングが起きない日はありません😆
高圧のコンプレッサーは打った反動が強くて流石のちゃーちゃんもくたくたです。
私は打ち損じを石頭で叩いたり叩けないものはバールで抜いて仕上げていきます。


作業前



作業後



この日、お昼頃に雷雨が発生しロフトの床を貼っていたちゃーちゃんから
「雨漏りしてる!!バケツある?!」
と緊急事態が告げられました。
ルーフィングがすこしだけ足りずにブルーシートでカバーしている屋根から結構な量の雨漏りが!!
こりゃ大変だ!!!と雨を受けるものを急いで探しましたが生活しているわけではないので
茶碗やコップがあるわけじゃなく、部材を入れていた缶とか蚊取り線香の受け皿とかとりあえず受けれそうなものを急いで設置。
その間ちゃーちゃんは大急ぎでブルーシートを増し張り。
とりあえず雨漏りが収まったところで屋根から降りてきたちゃーちゃんはずぶ濡れです。
雨漏りとか、一昔前のコントでしか見たことないのでもう爆笑です。
ルーフィング貼った所は何事もないのでその威力を肌で感じることができました。


そんな騒ぎもありましたが無事、床が貼り終わったので間柱と筋交いを入れていきます。
積み上げられた木材の一番上に筋交いが乗っていたのでとりあえず一本入れてみましたがなんかおかしい。
よく考えたら
片筋交いの場合は間柱⇒筋交い、たすき掛けの場合は筋交い⇒間柱⇒筋交いの順番でないと入りません。
図面とにらめっこしながらとりあえず間配りしてみましたが印字が内側向いたり外側向いたりします。
ここまでの工程でこんな事はなかったので本当にあってる…??と急に不安になったところへタイミングよくT建材のSさんが現場に来てくれたので
とりあえずの疑問を全部聞きました。
結果、印字が全部柱頭の方へ行くので印字が内側向いたり外側向するのはOK。

不安が解消したところでどんどん入れていきましょう!
ちゃーちゃんは屋根に上がって作業(通気棟用の開口とやっと届いたルーフィングの仕上げ)をしているので一人で作業。
間柱の下を叩いて少しだけ溝にひっかけて脚立に乗って上を溝に引っ掛けて少し叩いてまた脚立から降りて下を叩いてまた脚立に乗って上を叩いて…
上がったり下がったり一本入れるのに30分かかる。これじゃ終わりません。困ったなぁ。
地鎮祭の時に笛をふいてくれたNちゃんに声をかけたところお手伝いに来てくれました!
Nちゃんが下。私が上。脚立を登り降りしないので滅茶苦茶早くて2時間くらいで入れ終わりました。ありがとう!
一部大引きと間柱で干渉する部分は間柱をのこぎりで欠いて設置。




ちゃーちゃんはロフトの床合板の打ち間違い(一部受け材を付ける必要があった)を修正して今週は終了です。

来週は窓台、まぐさの取り付けと金物施工の予定です。

2021年6月21日月曜日

床貼り

本当は屋根を仕上げるのが優先なのですが
けらばの唐草に使う登り木の発注を忘れていてまだ届かないので先に1Fの躯体に取り掛かりました。

まずはずっとやり損ねていた上棟式の超簡略版、四方払いのみを行います。

家全体をブルーシートで囲っているので木の匂いが中に充満しているのですが
そこに広がる日本酒のいい香り😌
日本酒の香りって木の香りと混じるとなんだか神聖な感じ。
興奮でもないしリラックスとも違う初めて感じる不思議な気分になりました。
朝の7時なので舐めるくらいなら帰る時には飲酒運転にはならないハズ。
先週みんなに助けてもらって屋根がかかったお家を下から見上げながら「いいお家になりますように」とお祈りしながらお下がりを少しだけ頂きました。

1Fの躯体でとりあえず進めたいのは
①束を固定する
②床断熱を敷く
③剛床を敷く
④筋交い・間柱を入れる
⑤金物を締める
⑥窓台まぐさを入れる

約3週間後にサッシが届くのでそれまでにはここまでやりたい。
①⇒⑥まで一気にできればいいのですが大引きの上に筋交い・間柱が乗っているので
何も木材が乗っていないところで①~③まで施工してそこに一旦筋交い・間柱を移動し残りの①~③、その後④~⑥という作戦で行こうと思います。


①束を固定する
まずは水糸で土台・大引きの水平を確認します。


土台の端から反対の端まで水糸を貼りズレているところを束の長さを変えて水平にする。
やることはたったこれだけなのですが一ヵ所いじると当然他の箇所に影響があって段々訳が分からなくなりどうにかしようと悪戦苦闘していたところ
「ヤバイ!束が変形してきてる!!」
どうやら無理やり水糸の位置まで下げようと束を回しすぎてしまい耐えきれなくなった束が変形。
目視で確認しても大引きが波打っている状況に。
思案した結果、完璧に水平を取るのは不可能だと判断。
一ヵ所の位置にこだわり過ぎず全体を見ながら水平器と併用して一人で作業することにしました。(二人でやってたらバランス取れない)
ちょっと変形してしまった束は幸い(?)間取りの都合上455の位置に入れた束で基礎立上りの横だったので、まぁ、良しとします😅
将来ここの床が鳴ったら「あぁ、例の…」と。



②床断熱を敷く
断熱の受けになる金具を設置して断熱を入れていきます。
ここで「想定外①」が発生です。断熱材には番号がふってあり、指示書通りに入れていくだけなのですが断熱材の順番がぐちゃぐちゃ…
番号は表面に書いてあるので一枚ずつ見ていかないと何番なのかわかりません。
だけどほとんどが455ピッチの正方形のハズだからもう番号無視して入れていっちゃう??
ということで一番上のをとりあえず入れてみると入らない!なんで?!
よく考えたら土台は105mm、大引きは90mmなので微妙~にサイズが違う。
うわぁマジか…
しかも上記の通り一気に敷けるわけではないので今必要な番号と
後で必要な番号があります。
仕方なく一旦断熱材を仕分けることに。
やっとのことで床断熱を敷き次は断熱材と土台・大引きの隙間を気密テープで塞ぎ外気が上がってこないようにします。
「想定外②」気密テープが足りない。
搬入された気密テープはあっという間に一巻きを使い切りよく見たら20m巻が3個しか来てません。いやいや…ざっと計算しても300mくらい必要ですよ…?
多分、やらなくてもいい工程なので材料には入っていないんですね。
すでに時刻は15時。高圧コンプレッサーが借りものなのでできるだけ早く返したい。
急遽、ちゃーちゃんが買いに行くことになりました。
その間私は残った束を固定します。


③剛床を敷く
ちゃーちゃんがあちこちで買い占めてきた気密テープをどんどん貼っていき
次はいよいよ床の下地になる24mmの合板を貼っていきます。
見慣れたサイズのサブロク板も24mmとなると運ぶのにも一苦労です。
一瞬、順番がぐちゃぐちゃだったらどうしよう?!って思いましたがこれは1番から順番に並んでしました。よかった😆と、思ったのもつかの間。
「想定外③」ガンのサイズが合わない。大引きの上に接着剤を付けて合板を乗せ、釘を打ち込んでいくのですが接着剤のサイズがちゃーちゃんの持っているガンより大きくてはまりません。
こういうのって全部同じサイズなんだと思っていました。
「買ってくるわ…」
「お願いします…」

その後なんとかきりのいいところまで床を留めて
今日の作業は終了です。
先週もそうでしたが余裕がなくなると写真を撮らなくなるので今回も午後の写真がありません💦
次は屋根の続きになるか、床の続きになるかお天気次第です🌞

2021年6月15日火曜日

垂木~ルーフィング貼り

6/9(水)垂木設置、屋根断熱、通気孔開け
前日の上棟で大工さん達がゲーブルパネルを設置してくれたので屋根の骨組みは1/3くらい終わっています。
屋根断熱、通気孔開けは父母に任せて私とちゃーちゃんで垂木を設置していきます。
垂木設置前の棟と母屋


桁と垂木に墨付けがしてあるのでそこで合わせて「タルキック」という全長20cmもある専用のビスで脳天打ちします。
足元が不安定なのにこんな長いビスをよくまっ直ぐ打てるなぁ。

タルキック

この垂木、ホワイトウッドの2*6なのですがかなりの反りようで桁、母屋、棟の切り欠きに全然合ってくれません💦とりあえず桁の切り欠き優先で設置。(←翌日大変な目に合う)

5mあるので結構な重量で私はすぐにバテて母にバトンタッチ。奥では父が一生懸命通気孔をあけています。

ヤバいぞ。今週中に終わるのか?!
ちゃーちゃんは今日明日と仕事をお休み取っていましたが
急遽金曜日もお休みを取りました。


6/10(木)昨日の続きと破風、鼻隠しの設置
この日、私は午前中仕事だったので午後現場に急行するとちゃーちゃんが垂木と格闘しています。


昨日、桁に合わせることを優先したため棟の部分でどうしても垂木が合わず手ノコで無理やり垂木を切断。なんとか納まりましたが捗らない作業に焦りN君に応援を依頼したところ夕方から来てくれることに。
父母も昨日の続きをがんばってくれております。
私達は続いて破風、鼻隠しを設置します。高圧コンプレッサーで釘打ちしていくのですが万が一間違えたら外すのは至難の業。。。怖いのでまずビスで仮止めしてから釘打ちすることにしました。
これもホワイトウッドですんごい反りよう。全然言うこと聞いてくれません。

半べそをかいているところへN君が到着!足場の悪いところの通気孔をどんどん開けていってくれます。軽々と登っていますが私はとてもじゃないけど登れません。

6/11(金)昨日の続き。
さぁ困りました。曇り予報だった日曜日が雨予報に。
今日明日しかありません。
本当は雨までに板金まで行わなければいけませんがせめてルーフィングまでは貼らなくては。
ここは一旦冷静になってちゃーちゃんと作戦会議です。
断熱材が入らないと野地板が乗せられません。
そして断熱材は通気孔をあけ終わったところにしか入れられません。
そこで。
・北面を優先して孔あけ。北面に野地板貼っている間に南面をやる。
・断熱材は丸ノコで(昨日までは手ノコや熱線カッター等を使用していました)切る。
・後からは入れられない部分だけ先に断熱材を入れて後は追い追い。
でなんとか間に合わせよう!
もう写真なんて撮っている余裕はありません。(この先一枚も写真がない)
そこへT建材のSさんが様子を見に寄ってくれました。
「Sさん!野地板の墨付け教えてください!!!」
もう調べてる時間ありません。聞いちゃえ!
そしてこの日も午後からN君が来てくれて、孔あけが全部終わりました。
そして三人で野地板の墨付けて一段目を仮止めしこの日は終了。
ほんと、ありがとう!
ゴールが見えたよ!

6/12(土)昨日の続きと野地板、ルーフィング貼り。
断熱材を丸ノコで切り始めてペースアップしましたが棟の傾斜部分は丸ノコでは切れないので母と叔母に応援に来てもらい難しいところを丸投げ。
N君はゴルフの予定を返上して朝から手伝いに来てくれました。
もうこの家は皆の家です😂
断熱材はペースアップしたものの、ケガく⇒切るという工程に改善の余地をみたN君が持参してくれた材料でその場で治具を作ってくれてこれがもう信じられないくらいの効果。
ケガく必要がないので滅茶苦茶早い!しかも綺麗。
これからはちゃんと治具を作ろう。
追い追いと思っていた断熱材までどんどん入っていき午後からは野地板が順調に貼られて間に合う!間に合うよ!!
17時。南面の野地板をN君が貼ってくれている中、野地板が貼られた北面ではちゃーちゃんがルーフィングに突入。
断熱材が終わった私は屋根に登って手伝うしかありません。もう怖いとか言ってる場合じゃない。
意を決して屋根に登りちゃーちゃんが敷いてくれたルーフィングをタッカーで留めていきます。
仕事を終えた父も合流し南面の野地板も残り一列。
同時に下からルーフィングを貼っていきます。
そして20時。材料が足りなくってしまったほんの少しを残しなんとかルーフィングまでたどり着きました。
2人でやっていたらおそらく一ヵ月はかかっていたでしょう。

「なんか…慣れてきたな~って思ってきたころにその作業が終わるよね」
「全行程、そんな感じよね😁」

お手伝いいただきました皆様、本当にありがとうございました!!!
ちょっと休憩して次は床を作っていきます。

2021年6月14日月曜日

上棟!

上棟しました。
雨が降る前に屋根までは作ってしまわないといけないので時間との闘いで
写真を撮っている余裕がなく、必至過ぎて記憶も曖昧😅

先週を振り返ります!

6/7(月)木材搬入・足場組立
一部を除き木材が一気に搬入されます。
まだ床を貼っていないのでこの木材の重みで土台が撓むことがあるそうで
床束はまだ固定していません。
木材が搬入された後、足場の組み立てが始まります。
沢山の人数で一気に組み立てるのかと思いきや来たのは2人!
14時から作業を始めて17時過ぎても終わっていなかったな。何時間作業されていたのかしら…



6/8(火)上棟
この日は大工さん2名とT建材Sさん、レッカーさんに来てもらいました。
ちゃーちゃんの友人N君、Nちゃん私の両親と妹も駆けつけてくれて賑やかな1日となりました。
朝7時過ぎに現場に到着し準備をしていると職人さんたちも続々と到着します。
騒音で近隣にご迷惑をお掛けしないように作業は8時スタートです。
8時の時報と共にレッカーさんがエンジンをかけたのが面白くてちゃーちゃんと大笑い。
ゲーブルパネルも到着しました。

まずは柱を間配りして土台に差し込みます。
ゆらゆら揺らしながら入れますが全然入って行かない💦

大工さん達に焦りの色が。
上から叩きすぎても木材がつぶれてしまうので無理もできず
とりあえずなんとか少しはまっている状態で梁をレッカーでかけて梁で柱を押し込む作戦に。


めちゃめちゃ揺れる梁の上を大工さんが登ります。
もう私たちは何もできずに邪魔しないように眺めてるだけ。
N君が急遽家に戻り大きな脚立を持って来てくれて、だんだん木材も入るようになりピッチが上がります。

大工さん達がゲーブルパネルの設置をしてくれている間、私たちは仮筋交いを設置するためにまずは水平をチェック。

傾きを逆に倒して柱がまっすぐになる様に仮筋交いを付けるのですが
元々傾いているほうへ戻ろうとする分、若干余分目に倒して固定します。
この「若干」が素人にはわかりません!!
1メモリくらいかな?
みんなで意見を出し合いながら作業しているとSさんから「全体見てるとそんなに歪んでないから大丈夫だよ~」と。
プロたちのこの「OK」と「NG」の判断が私たちには難しくて(というか無理で)このまま作業を進めていいのか?って迷うのですがそうするとあっという間に数時間経ってしまいます。
適所でタイミングよくプロの判断を頂けるかが今後のスケジュールを大きく左右しそうです。

ゲーブルパネルを設置してもらい、垂木と屋根合板を荷揚げしてもらってタイムアップ!
雨の事を考えると週末までに屋根までやってしまわなければいけません。
そしてここで気が付きます。
屋根断熱。上からしか入れれない箇所がある…!!
これはマズイ!断熱を入れないと屋根合板が貼れません。
屋根を付けてから下から入れようと思ってたのに。
普通の垂木とちがってゲーブルパネルは小さい区画が沢山あるので区画に合わせて
断熱をカットしなければいけない。
そしてゲーブルパネルには通気層がないので区画ごとに穴をあけなければいけません。
今更ですが穴を空けてもらえばよかった。
ヘルプをお願いしていたN君、私の両親にフルで手伝ってもらうしか😂

長くなりそうなので続きは明日にしようと思います😆

2021年6月7日月曜日

土台・大引の据え付け

インパクトドライバーから煙が出ました。
ビスを一日中打っていたら私の握力だけでなくインパクトのモーターも激しく消耗してしまったようです😅新しく買い直しました。


1週間を振り返ります!

基礎が終わり先週は
土台、大引きの据え付けを行いました。

基礎屋さんに設置してもらったアンカーボルトに土台を接続して
910ピッチで大引きを据え付けていきます。

1、基礎墨出し
土台を据え付けるために基礎の立上りに墨を打ちます。
まずけがきをしますが3640mmを測りたい場合、メジャーで0⇒3640で測るとメジャーの当て方でプラスマイナス1mm誤差が出てしまうので100⇒3740で測ります。
「3640だからプラス100で3740」と声に出しながら図るとプラス10にしちゃったりという間違いが防げるとのことでしっかりと声を出しながら確認。
南北、東西方向全てけがきました。
けがいた印に墨出し器を当てて糸をはじくと…線が付かない。
前日に自宅で練習をした時はできたのに。
なんでだろう??
結局、原因は
・長い距離を一気に測ろうとした
・墨出し器に水を入れていなかった
南北の一番長い距離(7メートルくらい)を一気に墨出ししようとしましたが
相当上手くないと無理なんだそうです💦
で、墨出し器に水を入れる!墨だけだと乾きやすいので線が付かないときは水を足すといいそうです。
説明書には書いてなかったなぁ。やっぱりやってみないとわからない事だらけです。

2、土台の穴あけ
アンカーボルトは必ずしも基礎の真ん中に来ていないので土台への穴あけはプレカットではなく現場で行います。
失敗できないし土台の精度は後々の工程に響くので私もちゃーちゃんもビビり倒し大工さんにお願いすることにしました。
私たちが間配りした土台に大工さんが印をつけて穴をあけていきます。

めちゃくちゃ早い!私たちがやったら何日かかるかわかりませんがあっという間に穴があけられていきます。
72カ所もあったのですがほんの10分くらいで終わったんじゃないかな。
平屋なのでホールダウンはなしでアンカーボルトのみです。
ちゃーちゃんは次の工程の指導を受けています。

3、パッキン敷き
通気層を確保するためのパッキンを基礎の上に敷いていきます。
玄関周りと風呂周りは機密パッキン、その他はロングパッキンを使います。
以前までは柱の下だけだったそうですが今は前面に敷き詰めるのが主流なのだそうです。
のこぎりで長さを調節して敷いていきます。

4、土台の据え付け
基礎のアンカーボルトと土台を繋いでいきます。
次の工程の説明を真剣に聞いていたら大工さんが
「あっ!全部土台つけちゃった。やりたかった?外す??」
ちゃーちゃん&私「いえいえ!!!そのままでお願いします!!!😆」
というわけでこれもあっという間に完了していて写真も撮ってませんでした。

5、鋼製束とりつけ
大引きに910ピッチで束を取り付けていきます。



6、土台と大引きを接続
束を付けた大引きを土台と接続します。
かけやで叩き入れたらビスで留めます。
剛床なので根太はなく、土台と大引きのみでこの上に合板が乗ることになります。
次の工程が力的に私では無理だったのでこの工程を私がやることにしたのですが、なかなかの量で1日かかってビスを打っていたらインパクトがやけどするくらい熱くなり、ついには煙が出て使用できなくなりました。
慌てて近くのホームセンターに借りに行ったところ2泊3日で300円。安いですね!!ありがたい!


7、鋼製束を基礎に接続
方法は2つ。ボンドでやるか、アンカーボルトを打つか。
大工さんが木の目を読んでいた昔とは違い現在のプレカットでは木の向きはほぼ無視で処理されるため本来船底型に反ってほしい大引きが逆にむくれる事もあり上に引っ張られてボンドが外れてしまうことがあるらしい。
じゃあアンカーボルトで。
という訳でドリルで穴をあけてアンカーボルトを打つのですがまず、私の力では芯が沈まずちゃーちゃんにバトンタッチ。
ところが束や大引きが邪魔で金づちをまっすぐに振り下ろすことができずボルトが歪んでいきます。
そのうちさすがのちゃーちゃんも体力を消耗しタイムアップ。
上棟の日が決まっているのでいつまでもやっているわけにはいかず、残りはボンドで留めることにしました。
もしも将来床が鳴ったら潜って留めなおしましょう!

というわけでざーっと振り返りましたがこの間、一度かなりの雨に見舞われ、
ギリギリまで作業して大急ぎで養生をする。
強風で剥がれお隣さんから「シートがめくれてるよ。雨大丈夫?」と心配して電話を頂く。
再度養生をし直しに行く。
養生が効かず基礎の中がプールになる。
水抜き孔から必死に排水。

というハプニングもありもう仕事どころではないという一週間でした。
(私もちゃーちゃんも一応サラリーマン)

家に帰って来てなんとか晩ご飯を食べたら朝までぐっすり。
若干不眠症気味だったのが何だったんだろう。

大工さんが「なんかワクワクするなぁ」と言ってくれたのが本当にうれしくて
いい出会いに感謝しかないです。

明日はいよいよ上棟です😆

外壁完成

私が現場離脱している間にちゃーちゃんとそのご友人、私の両親が総力を挙げ 外回りの作業をほぼ終えてくれました。 手術の合間を縫ってたまに現場に見学に行っていたので振り返ってみます。 サイディング ↓ コーキング、野縁 ↓ 化粧破風・鼻隠し ↓ 電気配線 ↓ 雨とい ↓ 軒天 ↓ 足...