私は生活を共にしている人を亡くす、という経験がないので昨日まで一緒にご飯を食べていた人が今日はいない。この先もいない。ということがどういう事なのか分かりません。
記憶が鮮明なのも薄れていくのも残酷な事だな。いつか彼女の中で少しでも気持ちが軽くなる日が来ることを祈ります。
なんだかボーっとした状態で現場に行ってたせいか先週の記憶がちょっと薄いのですが思い出して記録します。
先週の続きで床を貼っていきます。
合板を敷く前に大引きと土台にボンドを塗るのですが量が分からず適当に塗ったら合板を敷いた隙間からはみ出してしまったので控えめにしました。はみ出したボンドは乾いたら硬くなるのですぐにふき取ります。
危うく塗ったボンドを踏みそうになりながら最後の一枚。
床ができると本当に歩きやすい。
断熱ボードを入れた直後が一番歩きにくかったです。
合板を敷いたらN75の釘を15ピッチで打っていきます。
途中でコンプレッサーの発射口が外れてしまい「壊れた!」と冷や汗をかきましたが調べてみたらメーカーの資料に直し方が載っていたので事なきを得ました。
何もかも初めてやる事なのでハプニングが起きない日はありません😆
高圧のコンプレッサーは打った反動が強くて流石のちゃーちゃんもくたくたです。
私は打ち損じを石頭で叩いたり叩けないものはバールで抜いて仕上げていきます。
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作業前 |
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作業後 |
この日、お昼頃に雷雨が発生しロフトの床を貼っていたちゃーちゃんから
「雨漏りしてる!!バケツある?!」
と緊急事態が告げられました。
ルーフィングがすこしだけ足りずにブルーシートでカバーしている屋根から結構な量の雨漏りが!!
こりゃ大変だ!!!と雨を受けるものを急いで探しましたが生活しているわけではないので
茶碗やコップがあるわけじゃなく、部材を入れていた缶とか蚊取り線香の受け皿とかとりあえず受けれそうなものを急いで設置。
その間ちゃーちゃんは大急ぎでブルーシートを増し張り。
とりあえず雨漏りが収まったところで屋根から降りてきたちゃーちゃんはずぶ濡れです。
雨漏りとか、一昔前のコントでしか見たことないのでもう爆笑です。
ルーフィング貼った所は何事もないのでその威力を肌で感じることができました。
そんな騒ぎもありましたが無事、床が貼り終わったので間柱と筋交いを入れていきます。
積み上げられた木材の一番上に筋交いが乗っていたのでとりあえず一本入れてみましたがなんかおかしい。
よく考えたら
片筋交いの場合は間柱⇒筋交い、たすき掛けの場合は筋交い⇒間柱⇒筋交いの順番でないと入りません。
図面とにらめっこしながらとりあえず間配りしてみましたが印字が内側向いたり外側向いたりします。
ここまでの工程でこんな事はなかったので本当にあってる…??と急に不安になったところへタイミングよくT建材のSさんが現場に来てくれたので
とりあえずの疑問を全部聞きました。
結果、印字が全部柱頭の方へ行くので印字が内側向いたり外側向するのはOK。
不安が解消したところでどんどん入れていきましょう!
ちゃーちゃんは屋根に上がって作業(通気棟用の開口とやっと届いたルーフィングの仕上げ)をしているので一人で作業。
間柱の下を叩いて少しだけ溝にひっかけて脚立に乗って上を溝に引っ掛けて少し叩いてまた脚立から降りて下を叩いてまた脚立に乗って上を叩いて…
上がったり下がったり一本入れるのに30分かかる。これじゃ終わりません。困ったなぁ。
地鎮祭の時に笛をふいてくれたNちゃんに声をかけたところお手伝いに来てくれました!
Nちゃんが下。私が上。脚立を登り降りしないので滅茶苦茶早くて2時間くらいで入れ終わりました。ありがとう!
一部大引きと間柱で干渉する部分は間柱をのこぎりで欠いて設置。
ちゃーちゃんはロフトの床合板の打ち間違い(一部受け材を付ける必要があった)を修正して今週は終了です。
来週は窓台、まぐさの取り付けと金物施工の予定です。