2021年5月31日月曜日

倉庫移設

 基礎が終わりいよいよ上棟に向けての準備をします。

来月からは週末ごとに現場に行って作業するつもりですが
その都度道具を運ぶのは大変なのでちゃーちゃんが実家で使っていた倉庫を
現場に移設することにしました。

そのまま吊り上げてトラックに乗せ移設することも考えたのですが
危険が伴いそうなので時間はかかっても一旦解体して運び組み立てることにしました。

相当年季が入っているのでビスがさび付きクレ556も歯が立ちません😅




力技ですがサンダーでネジを切ることにしました。



歯の消耗が激しく途中で買いに行って
順調に解体は進み全部バラバラになりました。



ここで大変なことに気が付きました💦


これ、組み立てる時にどこの部材だかわかりません!
印を付けながら解体するべきでした。
しかしもうやってしまった後なので少しでも記憶のある今のうちに思い出そう!ということになり途中で撮った写真と部材を見比べながら錆びの位置とかペンキのたれ具合とかで部材の左右や上下を判断してなんとか全部の部材の場所を印することができました。
写真撮っていてよかった~!!

現地に運び組み立てるものの
各パネルがかなり歪んでいるので思ったように組みあがらず叩いたり押したり引っ張ったりしながら一日がかりで組み立てました。


余った金具。どこのだろう。ま、いっか。



明日は大工さんとT建材のSさんにご協力いただき土台の据え付けです😄

2021年5月24日月曜日

基礎工事(後半)

 前回ベースコンクリートの打設まで終わりました。


フィルム敷き、捨てコン打設
ベース墨出し・枠組み
配筋
ベース枠組み
ベースコン打設 ←前回ココまで
立上り枠組み
立上りコン打設
脱型

残すところあとわずか、ということで立上りコン打設を見学しにいっちゃお~♪








お、終わっている!!Σ(ОД○*)


警察へ道路使用許可を取りに行ったり、県税事務所へ不動産取得税の徴収猶予申請に行ったりとバタバタしていたら現地になかなか行けず現場のスケジュールも順調だったようで見に行ったら終わっていました。
最初は終わっていることに気が付かず「なんだろうこのシート?」と不思議に思い誰もいない敷地内をウロウロしていてふとシートをチラッとめくってみたら『終わってる!』
残念。見たかったなぁ。

警察と県税事務所は普段、なかなか行かないところなので怖いイメージがあり、提出資料に不備があって怒られたりしたらやだなぁ…とか素人が行って相手にされなかったらどうしようとか緊張して窓口に行きましたがどちらもあっさりとしたもので、建物から出る時には体重が半分くらいに感じました。

立上りコンクリートの打設一週間後には枠が外れ、早く見に行きたくてウズウズしていましたが、いつも私が先に見ちゃうので今回はちゃーちゃんと一緒に行くことにしました。

パソコンで描いていた家の土台がついに現実になる・・・ドキドキドキドキ

















じゃーん!!

さすがプロやなぁ。

たった1カ月でこんな…




水道の内部配管も終わっていました。
梅雨に入っているので養生したほうがいいかと相談しましたがむしろコンクリートにとっては雨に濡れたほうがゆっくり乾くのでいいそうで。

しかしきれいだ。
上に家が建ったら見えなくなるのが惜しいなぁ。

私が図面上1本余分に柱を書いたせいで「多分、ここの立上りいらなかったんだろうなぁ」と思われる個所がありますが多い分には…ん?アンカーボルトが邪魔になるか?あ、いや大丈夫か😂

インターネットで情報を色々あさっていると施主vs現場監督 とか現場監督vs大工さん みたいな構図を結構見かけますが正解がない中でしかも時間が限られている中みんなが知恵を出し合っていればそりゃ衝突も起きるわなぁと。うちの場合施主がいろんな役を兼ねているので家庭内分裂が生じないようにせめて言い方とタイミングには気を付けようと思うこの頃です。(でもムズカシイ💦)


現在、プレカット工場にて木材を加工中です。
コロナでただでさえ今までとは違う中、まさかの「ウッドショック」で住宅業者さんに激震が走っているようですが柱をホワイトウッドから桧にしたり、仮筋交いを杉にしたり色々工夫してもらってなんとかなりそうです。
国内の林業が潤えばそれはそれで悪いことばっかじゃないのかなぁ。

2021年5月17日月曜日

施工の壁 -どこまでやる(できる)のか問題-

梅雨に入りました。

当初、お盆くらいに上棟できるかな~と思っていたら確認申請があっという間に通り、7月に前倒しか!と慌てていたらプロの方達の驚きのスピードで作業が進み、上棟は6月上旬予定となりました。ついに迫ってきたなぁとドキドキしたのもつかの間、こんなに早く梅雨入りするとは😅
1週間くらい前なら、日程は変更できるようなのでお天気と相談して日程を決めようと思います。

基礎が乾くのを待ちながら今日は過去を振り返ってみたいと思います。

家を作ろうと思った時に最初は「全部自分でやるんだ!」という勢いだったのですが
調べていくうちに
私ができると思ってもちゃーちゃんは「それは無理でしょ」と思うこと、逆に
ちゃーちゃんができると思っても私は「そこはプロに任せた方がいいよ」と思うことがあり
『どこまでやる(できる)のか問題』で相当ケンカしました😓

そもそもどんな工程があり、それぞれどのくらい期間がかかるのか目安がないままケンカしていたので埒が明かず、工程とスケジュールを把握するためにガントチャートを作って話し合いました。

・自分達でやるには時間がかかりすぎる作業
・道具とか重機とかのレンタル費用>業者さんのお見積り になる作業
・ミス(やり直し)が許されない作業
・資格が必要な作業

はプロに任せよう。ということで二人の見解が一致しました。


前半はプロにお任せする部分が多い


具体的にお願いすることにした作業は次の通り。
・設計者・監理者と確認申請、完了検査
・地盤調査
・地盤改良
・基礎
・プレカット
・給排水工事
・ユニットバス設置
・ガス工事
・電気引き込み工事、分電盤取付

それ以外はプロの方のお力を借りて、できるだけ自分達でチャレンジしていこうと思います。

1か月現場にしつこく通い見学させてもらいましたがプロって本当にすごいです💪
職人さんたちは会話してないのになんで相手の次の動きとか何が欲しいかとかわかるんだろう。かっこいい💓
私が張り付いているのできっと仕事しにくかったと思います。ごめんなさい😅
まるで見張っているみたいでしたが、違うんです!見とれていたんです。

あともしかしたら素人に一番無理なのは監督業務なのかもって思いました。
業者さんと連携してくれているT建材のSさん(もはやこの人がいなくてはこの家は建たない)は色んな角度からアドバイスもしてくれて、こんな訳のわからない挑戦に付き合ってくれるので頭が上がりません💦23時まで喫茶店で打ち合わせしたことも…

自分からやりだしといて何ですが集中力が切れることもあり
一緒にワクワクしてれる人、応援してくれる人にめちゃめちゃ励まされております。

これから先、長くなると思いますが見守っていただけると幸いです😊

2021年5月10日月曜日

基礎工事(前半)

基礎工事がベースコンクリートの打設まで終わりました。


フィルム敷き、捨てコン打設
ベース墨出し・枠組み
配筋
ベース枠組み
ベースコン打設 ←今ココ
立上り枠組み
立上りコン打設
脱型



4/26 
下からの湿気と白蟻を防ぐためのシートが土台全体に敷かれて周囲に捨てコンクリートが打設されます。コンクリートをコテで慣らしている職人さんの腰にはコルセットが💦この体勢きつそうです。



4/28
捨てコンクリートにはベース墨出しがされて型枠を立てるための(?多分)金具がつけられます。18Nだからなのか完全に乾いていないからなのかコンクリートに金具が打てることにびっくりしました。

続いて枠組みが角から建てられていきます。



4/29・30
配筋をします。
予報では雨になっていたのでもしかしたら延期かな?って思いましたが現場に行ってみたら7人の職人さんが3トン近くの鉄筋を組まれていました。
風も強かったので台風みたいな状況の中、ありがとうございます。



5/8
前日、前々日にベース枠組みが組まれて高基礎にも鉄板が付きました。
このタイミングで設計士さんによる配筋検査が行われ「きれいに配筋されていて問題なし」とのこと。
上下水のスリーブも入りました。
ミキサー車が到着してベースコンクリートの打設がが始まります。バイブレーターで泡を抜いていきます。外から枠をトントン叩くのはこれも泡を抜いているんでしょうか。

あっという間に土台がコンクリートで埋まっていきます。近くで見ていたら鉄枠がミシミシ。中からの圧は半端なさそうです。


打設が終わったところ。綺麗!ミキサー車は合計4台でした。

翌日見に行ったら乾き始めていて白っぽくなっていました。

多分、一番圧がかかるであろう高基礎の角の部分は枠組みも頑丈。



今週は基礎工事の後半です。

2021年5月3日月曜日

建築確認申請

話が前後しますが建築確認申請が通りました。
申請の原本と建築確認済証が送られてきました

前の日記にも書きましたが家を作ろうと思った時にまずぶち当たったのが

・法律の壁
・資金の壁
・施工の壁

でした。
このうち「法律の壁」は今回申請が通ったことで8割くらいクリアしたしたんじゃないかなぁと思っています。

家を作ってみようと思いついた時は自分の家なんだから自由に作っていいんじゃないかと思っていましたが、調べてみると「建築基準法」という法律や地方の条例など建物を建てるにはたくさんの決まりごとがあって、それらを遵守しなければいけない事が分かりました。
なので土地によっては建てたい家が建てられない、なんてことも十分に考えられるわけです。
「なんでわざわざこんな複雑な形しているんだろう?」っていうお家があったりしますが
基準を守るためにやむを得ずってこともあるのかもしれません。
でもそれもプロの腕や知識があってできる事なので私たちには到底無理です。

ということでまず、建築基準法をさらっと学ぶことにしました。
一番お世話になったのが
ミカオ先生の「建築法規」シリーズにです。
当時メモを取っていたノートを見返すと必死さが思い出されます😂

私たちが作ろうとしているのは平屋なので用途制限とか面積・高さ制限とかあまり気にしなくていいな~という項目も多かったのですが一番頭を悩ませたのが「建築確認申請」でした。
これは建築士の免許がないと申請できないのです。(例外はあるけど)
一瞬免許を取るか?!とも思ったのですが学校に通わなければいけないようなので断念。

でも知り合いに建築士さんなんていないし、どうやって見つけたらいいの??
県内の建築士さんのホームページを片っ端から調べて10人くらいの建築士さんにお声がけしたところ6人の先生とお話することができました。
ところが設計費だけで数百万円かかってしまう上にセルフビルドとなると経験がないとのことでどうしたものか…

そうこうしているうちに理想の土地をちゃーちゃんが発見!

どうする!?
2年以上かかってやっと見つけた土地、買いたい!
けど足がかりが何もないままで買ってもし行き詰ったら?!

お話できた6人の先生ともう一度話してみたり、建材屋さんや大工さんに連絡してみたり思いつく限りの事をしましたが突破口がなく(この時、同時進行で「資金の壁」にもぶつかっていました)「自分たちで家を作るのは無理なのか」と諦めかけたある日。
ちゃーちゃんから「見つけたよ!」と連絡が入りました。
ちゃーちゃんの見つけた建築士T先生のHPには

『セルフビルドを応援している』

という趣旨のメッセージと料金表が。
きたー!!これだーーー!!!
速攻で連絡を取り、事務所にお邪魔しました。
「うん、できそうじゃないかな。よかったら業者さんも紹介するよ」

突破口が開いた!!

という訳でT先生との出会いでこのプロジェクトが大きく前進することになりました。

建築主、工事施工者、工事現場管理者がちゃーちゃんです





外壁完成

私が現場離脱している間にちゃーちゃんとそのご友人、私の両親が総力を挙げ 外回りの作業をほぼ終えてくれました。 手術の合間を縫ってたまに現場に見学に行っていたので振り返ってみます。 サイディング ↓ コーキング、野縁 ↓ 化粧破風・鼻隠し ↓ 電気配線 ↓ 雨とい ↓ 軒天 ↓ 足...