2022年4月25日月曜日

外壁完成

私が現場離脱している間にちゃーちゃんとそのご友人、私の両親が総力を挙げ
外回りの作業をほぼ終えてくれました。
手術の合間を縫ってたまに現場に見学に行っていたので振り返ってみます。

サイディング
コーキング、野縁

化粧破風・鼻隠し
電気配線
雨とい
軒天
足場解体
玄関ポーチ ←今ココ

■サイディング
とにかく開口部周りが大変。
玄関ドアのアウトセット枠だったり換気扇のパイプや電気配線のCD管(写真のオレンジ色の管)など飛び出したものを避けるためにサイディングをカットするのですが
大きくカットして修正ができなくなるのをみんな恐れて
小さめにカットしてはめてみて微調整、みたいなことを繰り返していました。
その度に重いサイディングを運び上げ、はめて、外して、カット場に戻して微調整…と
足場を上ったり下りたり屋根を施工していた時の悪夢再来です。
最後の方では丸鋸を足場に上げて足場の上で微調整していました。


■コーキング
ちゃーちゃんの出番です。
もともと実家が塗装屋さんで義理父さんの手伝いをしていたので知識があります。
ところが久しぶりの作業だったからかなかなか手こずり
最初に施工した目地と最後の方でやった目地では明らかに仕上がりの差が(笑)
さすがの手早さで気が付いたらあっという間に終わっていました。
私にはできない…本当にすごいなぁ。


■野縁
父にやってもらいました。
施工中の写真がないのですが電気配線の横、垂木と直交しているのが野縁です。
当初はこの野縁なしで垂木に直接軒天を貼ろうかとも思ったのですが
垂木に不陸(段差)があったのと電気配線がめんどくさいのでつけることにしました。
軒天のサイズに合わせるため所々垂木に垂直方向にも設置してもらい
垂木の不陸は野縁をノミで欠いて収めるという父の性格がよく表れた施工でした。
真冬の作業だったので北側の作業が辛かったらしいです…


■化粧破風・鼻隠し
当初はニチハの既製品を買おうと思っていたのですが
なかなかの値段がしてしまうので余ったサイディングをカットして黒に塗装して
使おうというちゃーちゃんのアイディアを採用。
できるのかなぁ~と半信半疑でしたがちゃーちゃんが塗装屋さんに相談して
適切な塗料を選んできてくれました。
表を塗って乾かしてひっくり返して裏を塗って乾かしてを2回繰り返し
その間に雨が降ってきて急遽撤収したりハプニングもありました。
私も少しだけ手伝いましたがちゃーちゃんが10倍くらいのスピードで塗っていくので
ほとんど役に立ちませんでした。




■電気配線
軒天下のダウンライト用の配線は当然軒天を施工する前にやらないといけないので
手術の合間を縫って施工。
テレビ用の同軸ケーブルも配線しました。
左目にオイルが入っている時だったので細かい作業ができないのと
あまり上を向いちゃいけない時期だったのでちゃーちゃんに手伝ってもらってやりました。
実際施工するよりどこに配線を通すか考えたり家で配線図や伏線図を書いている方がはるかに時間かかりました。
引込は自分では無理だと判断して電気屋さんにお願いしました。



■雨とい
これも足場があるうちにやってしまわないとやっかいなのでこのタイミングで施工します。
私は全くノータッチで部品選定から施工までちゃーちゃんが一人で全部やってくれました。
部品選定と勾配を取るのがとても大変で雨の日に確認したらうまく流れていないところがあったので調整したそうです。


■軒天
クライマックスが近づいてきました。
軒天もニチハの既製品を、と思っていたのですが値段が高いのと
厚みがあって重たいのでケイカル板を塗装して施工することにしました。
通風の為、南北の軒側には有孔タイプを各二枚づつ採用。
ケイカル板は一般的な合板と同じ910×1820サイズなので現場でカットする作業場を作るのがめんどくさい!
ということでホームセンターで購入したついでにカットしてもらえないか聞いてみましたがケイカル板はNGとのことで作業場を借りて自分たちでカットすることにしました。
作業場はクランプとか曲尺とか道具が借り放題なので楽しいしめっちゃ早い!
カットした軒天は1時間無料の軽トラを借りて運び現場に居合わせた母に手伝ってもらい
あっという間に運びこまれました。
コーキング材がつきやすいように面取りして表→裏→表と塗装しダウンライトの穴を自在錐でカットしました。
このケイカル板、軽いのはいいのですが薄いのでいざ取り付けようとしたところ
欠けたり割れたりしてしまい2枚ほど買い直したらしいのですが
ゴールが近いので手がかじかむ寒い中ちゃーちゃんと父母の三人で取り付けが完了しました!
念願の足場解体を目前に母が嬉しそうに作業しています。






■足場解体
長かった外作業も玄関ポーチを残すのみとなり
約10か月お世話になった足場を解体することになりました。
やっと足場が外れるといううれしさと
長かった外回りの作業が終わる寂しさで不思議な気持ちになり最後に足場を一周してみました。



特に昨年10月からはほとんど参加できず
寒い中作業してくれた皆様には頭が上がりません。

私もボチボチ現場に行けるようになってきたのでまた覗きにきてやってください😊

現場復帰

昨年、左目に網膜剥離が発覚してから約7か月経ちました。
発症してから発覚までに時間が経ってしまっていたため治療は困難を極め
瞳孔の癒着、増殖網膜症、緑内障発作と合併症のオンパレード。
その間、右目の網膜にも孔が空いたり
ストレスからなのか体のあちこちに不調が発生して終いには聴力まで下がるという
何と闘っているのかよくわからない状況に陥りましたが
予定していた手術は全て完了しました。

半年間、ほとんど現場に行けていませんでしたが
体と相談しながら無理のない範囲で作業に復帰しました。
左目はぼんやりとしか見えないしまだ何が起こるかわからないので
以前と同じように、とはいきませんが記録のためのこの日記も
ボチボチ更新していこうと思います。

2022年4月12日火曜日

あれから一年

地鎮祭をしたのが昨年4月3日。
その約一年後の2022年4月6日 義理の母が亡くなりました。

完成した家を見せたかったな。

お義母さん
あなたの息子が自分の家を作っていますよ。
天国に行く前に寄ってくださいね。
優しくて頼もしいあなたの息子が
一生懸命な姿を見ていってください。






2021年11月25日木曜日

作業中断

家づくりの作業を中断しています。

1か月前、左目に網膜剥離が発覚し手術のためまさかの緊急入院となりました。
一回目の手術の一週間後、再手術が必要となりその後2週間はうつ伏せで過ごす必要があったため作業を中断せざるを得なくなりました。

現在、左目があまり見えていませんが2回目の手術から一か月経ちリハビリがてらブログを更新しています。

眼圧が上がってしまったり、副鼻腔炎になったり、頭を打ってCTしたり、うつ伏せがしんどくなったり、痛み止めが効かない頭痛に見舞われたり、目が見えない事の不安でちゃーちゃんの前で号泣したり。
途中、義理母が危篤になり(見事復活しました)気が付けば毎日病院にいる
長い一か月でした。

自分のことしか考えられない日々が続いていますがとりあえず痛みがない日はパラダイスです。



2021年10月4日月曜日

外壁

外壁を貼り始めました。
サイディング一枚が3メーター以上あるのでめちゃくちゃ重たい。


私が非力すぎてサイディングが上がらないので今回も両親に手伝ってもらいます。
厄介な円の開口部も丸投げ…

おおピッタリ👏
ちょっとずつだけど進んでます😀

サイディングは実があるので上下があります。そして切るのは裏。なので特に開口部は上下左右まちがえないように測るのもけがくのも二人以上で確認して慎重に。

父に矢継ぎ早に説明していたら「専門用語で言われてもわからない」と言われハッとしました。
数か月前まで私も『出隅ってナニ?』って思ってたなぁ。
今でも業者さんたちが何言ってるのか半分以上わかりませんが…(とりあえずメモって後で調べる)

そして同時進行で電気配線もやらなくてはいけないのですが実務経験ゼロなので
引込とかアースとかどうしたらよいのかわからず
仮設電気をつけてくれた電気屋さんに現場を見てもらい色々教えてもらいました。

免許を取るときはあんまり理解してなくて丸暗記で突破した感じですが
そういうことかー!!ということが沢山。
オール電化ではないし太陽光パネルや蓄電器もないので配線自体は少ないはずなんですがそれでもなかなかの回線数になりそうです。

2021年9月9日木曜日

防水シート・胴縁

毎週月曜日にブログを更新するつもりがすっかり不定期になってしまいました😅
屋根づくりの疲労からなかなか回復しない体を引きずって作業を続けていましたがどうにか雨風が降りこまないところまで来たので二日間お休みしたところ復活!
というわけで振り返ります。


屋根ができてサッシがついたので次は外壁を作ります。

手順としてはざっくりと

防水シート
胴縁
スターター、ジョイナー ←今ココ
サイディング
シーリング

という感じかと思います。

防水シートは下から貼っていくだけなのでわりと難しくないのですが
・開口部まわり
・妻(屋根の三角になっている方)側の壁
にちょっと悩みました。

胴縁は左右接合部と窓回りに受け材が必要で思ったより難航。


相変わらずさっさと先に進みたいちゃーちゃんと丁寧にやりたい私のバトルは度々勃発ですがそれなりに折り合いをつけてなんとか終えました。

サイディングも無事入荷。




次は一枚目のサイディングを乗せるスターターをつけます。
ここでちゃーちゃんが今までに見たことのない慎重さを見せました。
というのも色んな参考資料で
『外壁は最初が命。ここで水平をとれていないと最後合わなくて大変なことに。』
という情報を得ていたのでレーザーレベラーを使い、外周を3回測定。


最初に1ミリずれると10メートル先では1センチずれることになるのでここは慎重に。
ところが1ミリのずれなんてメモリを水平に見れていないとか、ケガく角度が大きかったりとか、なんだったらレーザーの線自体にも厚みがあるので簡単にずれてしまい一周した時には5ミリくらいずれる。
地味~に神経をすり減らしながら、なんとか墨出しを終えました。

スターターは屋根の板金と違い金切狭では切れなかったのでサンダーでカット。


次はサイディングを貼る予定です。
やっと壁ができる…

2021年8月24日火曜日

サッシの取り付け

家を作ってみようと思いついてから初めて(確か)読んだのが図書館で出会ったこちの本
何回も借りているうちに手元に置いておきたくなり結局購入しました。
今見るとかなりざっくりとした内容ですが専門書は難しすぎてこの本がなければ挫折していたかもしれません。

この本で家ができるまでの大まかな流れがわかるのですが、工程の中で意外だったのが
「窓を取り付けるのが意外と早い段階」ということ。
窓って壁にペタッと貼ってあるイメージだったのですが
実際は躯体と外壁の間に挟んであるので外壁をつける前に窓を取り付けるのです。
そして窓はサッシ(フレーム)と障子(ガラス)からできていて
小さな窓はサッシに障子がついた状態で搬入されるのですが
ドアや大きな窓はサッシをつけてから障子を吊りこみます。

私はどうしても窓の図面が苦手で施工説明書を何度見てもさっぱり理解できず、実際物が届いてから考えることにしました。

水切りシートは父母にやってもらいました。
少し古い本だとこの工程、載っていませんが窓台を雨水から守るため最近はやることが多いのかな?
せっかくなのでやってみました。

この窓のサッシがこちら。

シャッターの裏ってこうなってるんだー。
紙みたいなものが貼ってある。



このサッシは天地が逆であることが後々判明しつけなおしました。


シャッターも取り付けて

動作チェック

大変だったのは一番大きな掃き出し窓とドアでした。
引き戸や掃き出し窓みたいな水平に動く窓はサッシがずれてると障子が開け閉めできなくなるので神経使うのですがサイズ大きいのでちょっとずれただけで上と下が5ミリくらい平気でずれる。
最初は差し金とスペーサーだけでやっていましたが下げぶりを買いに走り、それでも無理だったので結局レーザーレベラーを買いました。
最初から買えばよかった😅

窓を追加したり、ドア周りの土台水切りが納まらなかったり、大きなサッシがやり直しになったりともう普通では絶対にありえないような行ったり来たりを繰り返しどうにか
防水テープまで終わったので次は防水シートです😊

外壁完成

私が現場離脱している間にちゃーちゃんとそのご友人、私の両親が総力を挙げ 外回りの作業をほぼ終えてくれました。 手術の合間を縫ってたまに現場に見学に行っていたので振り返ってみます。 サイディング ↓ コーキング、野縁 ↓ 化粧破風・鼻隠し ↓ 電気配線 ↓ 雨とい ↓ 軒天 ↓ 足...